5m未満のカムロードキャブコンの市場状況
5m未満のカムロードキャブコンは、まさにTheキャブコンのメインマーケットだ。5mを超えるキャブコンやセミフルコンは理想的だが大きく高価で、さりとてタウンエースやNV200バネットやベースのライトキャブコンでは狭すぎるというユーザーは少なくない。
5mを切ることにより、取り回しが楽になる他に、一般的な5x2mの駐車スペースに駐車できたり、コインパーキングに駐車できたりと機動性が良くなる。しかし多くの場合、5m超は豪華で装備が充実しているのに対し、5m未満は価格重視の設計がされている。
もちろんこのマーケットは激戦区で、バンテック、ナッツRVのツートップに加え、AtoZ、ファンルーチェ、東和モータース販売が続く。またキャブコンマーケットに怒涛の勢いで攻勢をかけるダイレクトカーズ、コンパクト化で好評のキャンパー厚木が食い込む。
価格的には、カムロードのモデルチェンジにより、価格が跳ね上がり、車両本体価格は700万円台後半から900万円台が主流になっている。エアコンなどのオプションや諸費用を入れると1000万円を超えるモデルがほとんどだ。
今回は、5mを切るカムロードキャブコンのカテゴリーを特集する。なお、この記事では5mを切るカムロードキャブコンを製作しているビルダーと、そのモデルを大まかに紹介しているので、ベッドサイズや価格は下の比較表、更なる詳細は各モデルの記事を参照いただきたい。
目 次
アンソニーシリーズ:AtoZ
アンソニーライトの外観
アンソニーシリーズの特徴は、カムロードの標準トレッドを採用しており、車幅が2mを切っていること。エンジンはガソリンのみ。アンソニーシリーズには、「アンソニー」、「アンソニーLE」、「アンソニースペンド」、「アンソニーライト」の4モデルがラインアップされている。
アンソニーのインテリア
「アンソニー」は後部に横置き2段ベッド、「アンソニーLE」はリアエントランス、「アンソニースペンド」はハイマウント横置きダブルベッド、「アンソニーライト」はアンソニーから多目的ルームを省きよりコンパクトにしたモデル。
同社は、インテリアコーディネーターによるカラーバリエーションをアピールしており、例えばアンソニーには「橙香」、「朱夏」、「銀花」と名付けられたインテリアを選択できる。
クーラーは前モデルにオプションで用意されているが、アンソニーLEのみ家庭用セパレートエアコンを設置可能。その他のモデルは、車載用セパレートクーラーか家庭用のポータブルクーラーを設置できる。
サブバッテリーは、リチウムイオンバッテリーのオプション設定は無いが、オプションのポータブル電源をプラグインしてシステム電源として使用できるようになっている。
アンソニーシリーズはカムロード標準トレッドを使用しているため、価格が比較的安価なのがメリット。また、準中型免許が無くても運転できるのもメリットだ。
⇨ アンソニーLEの詳しい記事はこちら
⇨ アンソニーライトの詳しい記事はこちら
イグアスシリーズ:ファンルーチェ
イグアスType Wの外観
イグアスにはType WとType Xの2種類のレイアウトが用意されている。Yype Wは後部に横置き2段ベッドを持ち、Type Xは多目的ルームを持たず、後部に横置きハイマウントダブルベッドを持つ。
イグアスTypeWのインテリア
インテリアは家具色をチークとブナの二種類から選択できる。ギャレーに常設2口コンロを標準装備しているのが特徴。調理するユーザーには嬉しい装備だ。70L冷蔵庫は標準装備されるが、電子レンジはオプション。
Type Wには多目的ルームがあり、カセットトイレや温水シャワーをオプションで設置できる。専用の手洗いは無い。
空調は家庭用エアコンとFFヒーターがオプションで設置可能。300Ahのリチウムイオンバッテリー、1500W正弦波インバーター、ソーラーシステムはオプションで設置できる。
装備はオプションが多いが、必要な装備だけ選択することも可能。ただし、ほぼ必需装備の電装系や家庭用エアコン、リチウムイオンバッテリーを装備すると、150万円以上の追加出費になる。
イグアスは基本を押さえた堅実的な作りで、高い完成度を持つ。必要に応じて温水シャワーまでも装備でき、柔軟なシステム構成が可能なモデルだ。
⇨ イグアス Type Wの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
⇨ イグアス Type Xの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
伊勢志摩:ダイレクトカーズ
伊勢志摩の外観
伊勢志摩は同社の本拠地である三重県に因んでネーミングされた。同社は防災などに関して地域と密接に結びついた活動をしている。オプションで伊勢木綿を使用したシートや伊勢型紙の装飾などを選択できるのもその一つ。
伊勢志摩のインテリア
伊勢志摩の特徴はラウンジしたソファダイネット。ダイネットと言うよりはリビングルームの感覚。後部には横置き2段ベッドが配置されている。バンクベッドでも2名が就寝可能だ。
ダイネットは展開してベッドにでき、ここでも2名が就寝できる。車載用セパレートクーラー(CoolStar)はオプションで設置できるが、リチウムイオンバッテリーは同社の他のモデルと同様に標準装備となっている。
伊勢志摩のユニークな点はオプションのプロジェクターだ。プロジェクターの投影機自体はオプションだが、スクリーンはバンクベッドの底面を持ち上げて使う。
乗車人数は6名だが、後部に前向きシートが無いので、二人旅に向くレイアウトと言える。広いラウンジダイネットは、車内で長時間過ごしてもストレスはたまり難い。
⇨ 伊勢志摩の詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
江の島:ダイレクトカーズ
江の島の外観
この車名も地域と密接に結びついたもので、同社が神奈川県の厚木市に直営店を出したことを記念して付けられたネーミング。
江の島の特徴は多々あり、一つはリアの大きなゲート。ここからキャンプ用具や自転車等も積み込むことができる。次に、標準装備される後部の電動昇降式のベッド。荷物の大きさにより、高さを調整することができる。
江の島のインテリア
更に前部に目を移すと、大きなU字型のラウンジソファダイネットがある。仲間内でテーブルを囲むこともできる。32型の大画面テレビがバンクベッド部に標準装備されており、エンタテインメントも充実している。
空調は、オーバーヘッド収納内に車載用セパレートクーラー(CoolStar)が標準装備される。リチウムイオンバッテリーも標準装備だ。
江の島は、後部の大きなラゲッジスペースにキャンプ用具や自転車を積み、アクティビティを楽しんだ後ラウンジソファで寛ぐといった使い方が似合うモデルだ。
⇨ 江の島の詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
ヴォーンシリーズ:東和モータース販売
ヴォーンR2Bの外観
東和モータース販売はナッツRVのモデルをベースにした姉妹車を販売しており、クレアやクレソンジャーニーの要素が取り入れられている。シェルはクレアの高断熱アルミコンポジットパネルを採用。5色の外装色から選択できるのも特徴だ。
ヴォーンR2Bのインテリア
5m未満のモデルにはセンターエントランスのR2BとリアエントランスのDCがラインアップされている。R2Bは後部に横置き2段ベッド、DCは常設ベッドを持たず、広いダイネットを持っている。
インテリアは明るい配色のシュタインと、シックなショコラーデの2種類を用意。どちらも多目的ルームを配置しており、オプションでトイレや温水シャワーを装備できる。
家庭用セパレートエアコンを標準装備し、電装系はクレソンジャーニーと同様のEVOLITEシステムを採用。リチウムイオンバッテリーをオプションで選択できる。
⇨ ヴォーンR2Bの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
⇨ ヴォーンDCの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
クレア/スティング5.0シリーズ:ナッツRV
クレア5.3Wの外観
ナッツRVのカムロードキャブコンラインアップは、上級モデルのクレア/スティングシリーズと、普及モデルのクレソンジャーニーシリーズがある。クレア/スティングシリーズには5m超と5m未満を選択できる。
クレアとスティングの違いは、バンク部が盛り上がっているのがクレア、スマートなのがスティング。スティングではバンクベッドはあるが、クレアに比べて天井高が低くなっている。
クレア5.3Xのインテリア
クレア/スティング5.0 シリーズにはType W、Type X、TypeXXの3種類のレイアウトがある。Type Wは後部に2段ベッド、Type Xは多目的ルームとハイマウントダブルベッド、Type XXは多目的ルームを排してハイマウントダブルベッドを配置する。
シェルは新開発のFRP高断熱コンポジットパネルをフロアーパネルに採用。サイドパネルはアルミコンポジットパネルを使用する。家具色は4色から選択できる。
Type XXを除き、多目的ルームにはトイレや温水シャワーをオプションで装備できる。
電装系は同社独自のエボリューションシステムを搭載。ハイパーエボリューション仕様では家庭用エアコンとリチウムイオンバッテリーを標準装備する。
同社のカムロードキャブコンのフラグシップモデルなので価格的にも高価になるが、最上級の品質と装備を得ることができる。
⇨ クレア5.3Wの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
⇨ クレア5.3Xの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
クレソンジャーニーシリーズ:ナッツRV
クレソンジャーニーType Rの外観
ナッツRVのカムロードキャブコンで普及クラスに位置付けられているのが、クレソンジャーニーシリーズ。
クレソンではフロアとルーフパネルとともに、サイドパネルもFRPコンポジットパネルを使用している。
クレソンジャーニーType Rのインテリア
クレソンジャーニーシリーズには、Type W、Type X、Type Rの3種類のレイアウトが用意されている。Type Wは後部に2段ベッド、Type Xは多目的ルームを持たずハイマウントダブルベッド、Type Rはソファダイネットと多目的ルーム、ハイマウントダブルベッドの構成。
家具色は4種類から選択できる。Type WとType Rの多目的ルームには、オプションでトイレや温水シャワーを設置可能。
電装系は、クレアがエボリューションシステムを装備するのに対し、クレソンジャーニーシリーズではエボライトシステムになる。エボライトLi仕様では家庭用エアコンとリチウムイオンバッテリーが標準装備される。
クレソンジャニーシリーズは、普及クラスのモデルながら、温水シャワーまで選択でき、上位モデルに劣らぬクオリティで、コストパフォーマンスの高いモデルだ。
⇨ クレソンジャーニーTypeWの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
⇨ クレソンジャーニーTypeXの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
コルドシリーズ:バンテック
コルドバンクスの外観
バンテックのカムロードキャブコンは、5m超のジルシリーズと5m未満のコルドシリーズがある。コルドシリーズには、コルドバンクスとコルドリーブスがあり、コルドバンクスは後部に2段ベッド、コルドリーブスはリアエントランスのレイアウトを採用している。
同社のキャブコンでは、CSボディと名付けられたFRP一体型シェルを架装する。インテリアは、特に選択肢はないが、独特のクラシカルな高級感を持っている。
コルドリーブスのインテリア
ギャレーには、常設2口コンロを標準装備しているのが特徴。また、清水と生活用水のタンクと蛇口が別になっており、安心して食器を洗うことができる。
どちらのレイアウトにも多目的ルームを持ち、トイレや温水シャワーをオプションで設置できる。
家庭用セパレートエアコンを標準装備。2023年からは、ポータブル電源のECOFLOWをベースにした”Iris”システムを開発。リチウムイオンバッテリーを選択できるようになった。なお、標準装備を少なくして低価格にしたSシリーズも選択できる。
コルドシリーズはキャブコンの老舗が手掛ける完成度の高い作りで、各所に蓄積されたノウハウが詰まっている。先進のリチウムイオンバッテリーシステムを搭載し、進化を続けている。
⇨ コルドバンクスの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
⇨ コルドリーブスの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
パピーシリーズ:キャンパー厚木
パピー480の外観
パピーシリーズの特徴は、カムロードの標準トレッドを使用し、車幅をミニバン並みに抑えて、家庭の駐車場にも駐車できるようにしたこと。今までキャブコンが欲しくても家庭の駐車場に入らないので諦めていたユーザーの大いなる支持を得た。
パピーシリーズには主にファミリー向けのパピー480と、主に二人旅向けのパピーフルハウスがある。また、2023年には更に車高も低くし、ポップアップルーフを架装したパピー210も加わった。
パピーフルハウスのインテリア
パピー480とフルハウスには多目的ルームが設置されており、トイレを置いてトイレルームにできる。ただし、温水シャワーは想定されていない。
家庭用エアコンを標準装備するが、リチウムイオンバッテリーのオプション設定は無い。
パピー210はポップアップルーフを持ち、いままでにないコンセプトを提案。車内にはハンモックベッドも標準装備している。
パピーシリーズは家庭内の駐車場に収まる、数少ないカムロードキャブコンだ。
⇨ パピー480の詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
⇨ パピーフルハウスの詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
⇨ パピー210の詳しい記事はこちら。 動画はこちら。
まとめ
5m未満のカムロードキャブコンのレイアウトは、下記のように大きく分けることができる。
1.対座ダイネット+多目的ルーム+後部2段ベッド
2.対座ダイネット+後部ダブルベッド
3.ソファダイネット+多目的ルーム+後部ダブルベッド
4.対座ダイネット+多目的ルーム(リアエントランス)
5.その他
最も一般的なのは1で、スペース効率の良い後部2段ベッドにより、対座ダイネットと多目的ルームを設置することができる。ハイエースワイドボディでは横置きベッドは窮屈な場合があるが、キャブコンなら十分な車幅があり、身長方向に長さが取れる。(このレイアウトの詳細はこちら)
2は、多目的ルームをあえて廃し、ダブルベッドを設置したレイアウト。5m未満と言う制約があるので、割り切ったレイアウトになっている。(このレイアウトの詳細はこちら)
3は、ダブルベッドと多目的ルームを配置した代わりに、対座ダイネットほどスペースを取らないソファダイネットにしたもの。後部に前向きシートが不要な二人旅向けのレイアウトと言える。(このレイアウトの詳細はこちら)
4は、常設ベッドを廃し、広いダイネットと多目的ルームを配置。リアエントランスの典型的なレイアウトで、ダイネットのベッド展開は必要だが、大きなベッドが得られる。二人旅ならバンクベッドがあるので、広いダイネットはそのままにしておける。(このレイアウトの詳細はこちら)
5は、上記に属さない独特のレイアウト。
■後部2段ベッドのレイアウト
今回紹介したモデルの中で1に属するモデルは6種類ある。どれも選択して問題ないレベルに仕上がっているが、特色もある。まず、価格的には標準トレッドのアンソニーが有利だ。
調理をするユーザーには、常設2口コンロを持つイグアス Type Wと、コルドバンクスがお勧めだ。
多目的ルームは全モデルが持っているが、温水シャワーまで装備できるのは、イグアス Type W、クレア/スティング5.0 Type W、クレソンジャーニー TypeW、ヴォーン R2B、コルドバンクス。
家庭用エアコンかクーラーは全てのモデルが装備でき、リチウムイオンバッテリーもほぼ全てのモデルが搭載可能だ。
従って、常設コンロを持ち、温水シャワーまで装備でき、エアコンやクーラー、そしてリチウムイオンバッテリーが装備できるのはイグアス Type Wとコルドバンクスということになる。
価格的には、コルドバンクスはエアコンとリチウムイオンバッテリーが装備されても992万円、イグアスは同条件にすると1050万円程度になるので、コルドバンクスのコストパフォーマンスの良さが分かる。
■リアダブルベッドのレイアウト
リアダブルベッドを望む場合は、多目的ルームを諦めるか、対座ダイネットを諦めるかの選択になる。二人旅が目的なら、ソファダイネットのクレソン/スティング5.0 TypeXか、クレソンジャーニー Type Rをお勧めする。特に女性がおられる場合、トイレルームは必須と考えたい。
多目的ルームを諦めるなら、アンソニースペンドを除いて、どれも大きく変わらない。アンソニースペンドは標準トレッドのため価格的に有利で、リアゲートが他のモデルと異なる特徴だ。
■リアエントランスのレイアウト
リアエントランスは3モデルがあるが、価格で選ぶなら標準トレッドのアンソニーLE。ワイドトレッドならヴォーンDC(962万円~)とコルドリーブス(992万円~:330Ahリチウム付き)の比較になるが、ヴォーンDCはリチウムイオンバッテリー(440,000円:400Ah)がオプションなので逆転する。コルドリーブスは常設2口コンロを持つのも有利だ。
■その他のレイアウトでは、伊勢志摩、江の島、パピーの3モデルがあるが、それぞれ特徴が異なるので、自分の使い勝手にあったものを選ぶと良いだろう。
■二人旅に最もお勧めするモデルは?
5m未満のカムロードキャブコンの用途として最も考えられるのは、二人での比較的長い旅だろう。その場合の条件として、広いダイネット、調理しやすいギャレー、トイレルーム、実用的な空調、十分な収納が挙げられる。
その条件から考えると、二人旅に最もお勧めできるモデルはコルドリーブスだ。広いダイネットを持ち、二人使用なのでバンクベッドで十分。(たまに別々に就寝したい場合!はダイネットベッドがある。)
常設コンロは毎日の食事にやコーヒータイムに便利だし、空調と電装系は先進のIrisで完璧。奥様はトイレルームがあるので、夜も安心して就寝できる。必要であれば温水シャワーも装備可能だ。
■ファミリーに最もお勧めするモデルは?
ファミリーで車中泊するには少なくともベッドが人数分必要で、かつトイレルームも必要となると、上記1のレイアウトが適しているだろう。後部2段ベッドで2名、バンクベッドで2名、ダイネットベッドで1名程度が就寝できる。
とりあえず子供とキャンプに行ったり遊びに行ったりという使い方なら、あまり充実した装備でなくても良いかもしれない。価格的にもできるだけ安価にと考えるなら、アンソニーをお勧めする。
アンソニーは全幅が2mを切るのも有利な点で、遊園地やイベント会場でも2x5mの駐車域に収まる。コルドバンクスも、価格はアンソニーよりも高価になるが、同じ優位点がある。子供を温泉に連れて行くのが面倒と言う場合には、温水シャワーも設置できる。
子供連れで毎日外食をするのが大変なら、車内で冷凍食品で済ませるという手もある。その場合、やはり常設コンロを持つコルドバンクスが有利だ。
主なユースケースとして上記の2つの例を挙げたが、もちろん使い方は様々だ。ご自分の使い方に合ったレイアウトやモデルを選んでいただきたい。