【NEWS】ダイレクトカーズが藤沢市と災害時のキャンピングカー提供について協定


ダイレクトカーズ(三重県津市:百田雅人社長)は、3月14日、神奈川県藤沢市と「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」を締結した。災害時に同社がキャンピングカーを提供し、一時的な避難場所として活用するというもの。

2019年には、三重県いなべ市と同様の提携を行って以降、2021年7月に神奈川県厚木市に同社の直営店をオープンしたことに伴い、同市とも同様の協定を締結。更に2月3日には三重県鈴鹿市とも同様の協定を行い、積極的に災害支援活動に貢献している。

今回の協定は、同社が今年2月に開催されたジャパンキャンピングカーショーでニューモデル「江の島」を発表したこと、また百田社長が藤沢市の出身であることもあり実現した。

 江の島のエクステリア

ダイレクトカーズは「トリップ」シリーズをはじめとするキャブコンキャンピングカーから、ハイエースベースのバンコンキャンピングカー、あるいは「アマホ」シリーズの軽キャンパーまでラインアップするキャンピングカーの総合ビルダー。

特に同社はエアコンとリチウムイオンバッテリーを多くのモデルに標準装備しており、暑い夏でも長時間実用的に車内で過ごすことができる。もちろん暖房用のFFヒーターも標準装備している。

昨今、災害時の避難方法としてキャンピングカーが注目されており、実際多くの購入者が災害時の避難場所を購入理由に挙げているが、エアコンが実用的に使えないと車内で長時間過ごすのは難しい。その意味でも同社のモデルは災害時の避難場所として大きな意味がある。

更に同社の「トリップ」シリーズではカセットガスによる瞬間湯沸かし機能と、温水シャワーやトイレが完備されたサニタリールームもあり、文字通り車内で「家庭のように」生活できる。

災害時や、蜜を避けなければならない現状において、今後キャンピングカーは単なるレジャー用のクルマではなく、災害時のシェルターとして購入するユーザーも増えるだろう。同社の活動は、災害時のキャンピングカーの有用性を啓蒙するうえでも役立っている。


災害時に役に立つキャンピングカー9選」の記事も参照いただきたい。

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2022.3.15