ファミリー向けボンゴ/バネットベースライトキャブコン比較(その4)


カービィ 東和モータース
カービィR2B、DC、RWBの3種類のレイアウトを持つ。
R2Bは前部に5名対座のダイネット、後部に2段ベッド、中央にギャレーとユーティリティールームを持つファミリー向けのレイアウト。
DCは、リアエントランスで、前部に4名対座とサイドロングソファの広いダイネットを配置、後部にギャレーとユーティリティールームを持つ。
RWBは前部にラウンジソファダイネット、後部にハイマウントダブルベッド、中央にギャレーとユーティリティールームを持つが、2名以上は前向き着座できないので、ふたり旅向けレイアウトと考えた方が良い。

ファミリー向けとしては、R2BとDCが上げられるが、一般的なレイアウトなら4名が常設ベッドで就寝できるR2Bがお勧め。
広いダイネットの優先順位が高ければDCになるが、就寝時はダイネットのベッド展開が必要となる。
なお、カービィのバンクベッドは子供用なので、大人は2段ベッドやフロアベッドで就寝することになる。



マッシュ ナッツRV
国内最大手のビルダーだけあって、ボンゴベースのライトキャブコンだけでも、マッシュA、W、RE、X、XXの5種類のレイアウトをラインアップする。
このうち、X以外は全て対座ダイネットを持ち、ファミリーでも使えるレイアウトになっている。

Aは2段ベッドでユーティリティールーム無し、Wは2段ベッドでユーティリティールーム付き、REは後部エントランスで広いダイネットを持つ。
またXXはユーティリティールームをあえて無くし、ハイマウントダブルベッドを置いたレイアウトとなっている。
RE以外は、4名が常設ベッドで就寝できるので、就寝前にダイネットの展開作業をする必要が無い。
A、W、XXの3種類は、ユーティリティールームの有無で選択すればよいだろう。

マッシュの強みはレイアウトの豊富さの他、高いレベルででパッケージングされている点。
様々なオプションが用意されており、ほとんどのものが必要に応じて装備できる他、インテリアも美しくまとまっている。
ただし、エアコンや発電機、あるいは温水シャワーのような大型オプションは設定が無い。




2016.1.8