ファミリー向けボンゴ/バネットベースライトキャブコン比較(その2)


シーダ バンテック

同社のフラグシップで人気モデルであるジルのインテリアをライトキャブコンに展開した新鋭モデル。
車長は4,860mmと長めに取っているため、前部に対座ダイネット、後部に2段ベッド、中央にギャレーとユーティリティールームの全てを備えている。
更にクローゼットまでも設置し、長さを十二分に活用したレイアウトとなっている。
インテリアはジル譲りの洗練されたもので、ダイネットの大きなウインドウも魅力。

オプションだがセパレート式家庭用エアコンも搭載可能。
室外機用のスペースも専用に設けてある。
また、発電機ホンダ16i用の専用消音ボックスも搭載可能。
走行中も運転可能で、騒音を気にすることなく、バッテリー充電が行える。
最新鋭モデルだけに、ファミリーで使う上でもほぼ理想に近いパッケージだが、温水シャワーの設置までは想定されていない。
また、価格面から言えば、今回ノミネートされた中では、飛び抜けて高価なモデルである。



ホリディX マックレー
従来はグリーク480という車名だったが、現在はホリディXとなっている。
ただ、内容はあまり変更なく、シェルも従来のものをそのまま使用している。
バンクがあるタイプと無いタイプを選べるのがユニーク。
もちろんファミリーで使う場合はバンクのあるタイプが有利だ。
レイアウトが4種類の中から選択できるが、全員が前向き乗車でドライブできるレイアウトは、対座ダイネットと後部のハイマウントダブルベッド、あるいは後部に2段ベッドを持つ仕様が用意されている。
特に2段ベッド仕様は、ベッド幅が1000mmあり、ゆったり就寝できるうえ、ダイネットも広く取れる。
なお、発電機とウインドウエアコンがオプションで選択できるので夏場も快適に過ごせる。
また100Wのソーラーパネルが標準装備される。







2016.1.8