アマホロゴスエディションはダイレクトカーズが製作する、ハイゼットトラックをベース車にした軽キャブコンキャンピングカー。
同社は三重県鈴鹿市、神奈川県厚木市、福岡県飯塚市に直営のショールームを構え、カムロードベースのキャブコンからタウンエースやNV200バネットベースのコンパクトバンコン、軽キャブコンまで広いラインアップを揃える総合ビルダー。
アマホシリーズは2021年に最初の「アマホ」を発表して以来、2021年夏にはアマホⅡ、2023年にはアマホⅢを発表している。アマホシリーズは、ポップアップルーフを持つが、これをフルオープンにして寛ぐ場とするルーフテラスのコンセプトを打ちだしている。
(記事中の価格は全て税込です。また装備や仕様に関してはビルダーでカスタマイズ可能な場合もありますので、各ビルダーにお問い合わせください。)
概要
アマホⅢをベースに、ロゴスデザインを内外に取り入れた特別仕様モデル。アウトドアグッズで有名なロゴスとのコラボにより実現した。ロゴスのロゴに加え、ロゴスランド柄と呼ばれる模様や、ロゴスのイメージカラーであるグリーンを基調にしたインテリアなど特別感を出している。
ベンチシートとギャレーキャビネットの組み合わせのレイアウトで、ギャレーキャビネットをコンパクトにし、後部にラゲッジスペースを確保している。ロゴスエディションではここにロゴスのポータブル冷蔵庫を標準装備している。
車載用セパレートクーラーを標準装備し、オプションで150Ahのリチウムイオンバッテリーも選択可能だ。
アピールポイント
・ロゴスとのコラボで特別感のある内外装
・ポップアップルーフはフルオープンしてルーフテラスが可能
・ロゴスのポータブル冷蔵庫を標準装備
・車載用セパレートクーラーを標準装備
・150Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載可能(OP)
・オプションのフェイスカバー
ベース車とエクステリア
アマホロゴスエディションのエクステリア
ベース車はダイハツハイゼットトラック。オプションでフェイスカバーが用意されており、一味違った外観にできる。これにFRPパネルのポップアップルーフ付きシェルを架装している。
後部には大きなリアゲートを標準装備し、車外から荷物を直接積み込むことができる。ポップアップルーフはバグネットやシェードモードにもできるが、テント地を全て取り外してフルオープンにすることもでき、テーブルセットなどを置いてルーフテラスとすることもできる。
エクステリアとしてロゴスのロゴやイメージデザインのメープルリーフがあしらわれている。また、テント地にはロゴスランド柄も付けられている。ロゴスとのコラボとあって、オプションのアルミホイールなどでアウトドアのイメージを出している。
ルーフを下げると車高は1980mmになり、高さ制限のある多くの駐車場にも駐車できる。
レイアウト
アマホロゴスエディションのレイアウト
レイアウトはアマホⅢと同じで、ベンチシートとギャレーキャビネットの組み合わせ。ギャレーキャビネットはコンパクトで、その分後部にはラゲッジスペースが確保されている。
ベンチシートはそのままベッドになり1名が就寝できる。ルーフベッドには2名が就寝できるので計3名が就寝定員となっている。ベンチシートには2名が乗車できるので運転席、助手席と合わせて4名が乗車定員となっている。
インテリア
インテリア
インテリアはロゴスのイメージカラーのグリーンが使われており、お洒落な印象だ。シートや家具にロゴスのロゴやロゴスランド柄が施されている。
ダイネット
ダイネットテーブル
ベンチシートがダイネットシートになり、2名が並んで座ることができる。ダイネットテーブルはギャレーキャビネットに引っ掛ける形で設置される。
車外テーブルとしても使用できる
このテーブルは車外でも使用することができる。この場合、ギャレー前の窓を開けて外のテーブルにアクセスできる。初代の「アマホ」でも採用されていたアイデアだ。
ベッド
ダイネットベッド
ベンチシートがそのままシングルベッドになる。ベッドサイズは1680x530mmの大きさ。更に、ステーを引き出し、背もたれをその上に移動すると多少広くなる。
他モデルのように通路いっぱいにベッドマットを敷き詰めて2名が就寝できるようにはしておらず、一人用に割り切った設計になっている。シンプルで良いが、風雨が強い場合などルーフベッドが使えない場合に2名で車中泊することになると問題ではある。
ルーフベッド
ポップアップルーフをアップし、ベッドボードを敷き詰めると、2000x1200mmのベッドになる。1200mmは家庭用ではセミダブルベッドの幅に相当し、2名が就寝できる。
ギャレー
ギャレーセクション
ギャレーキャビネットはコンパクトで、シンクとシャワーフォーセットが設置されている。シャワーフォーセットはアマホⅢでは一般的なものだったが、ロゴスエディションではお洒落なトールタイプになっている。シャワーフォーセットは引き出して車外でも使えるようになっている。
ギャレーキャビネットコンパクトにし、後部の収納を重視した形だが、ギャレーキャビネットが後部まで続き、ポータブル冷蔵庫を収納して操作性や調理を重視したテントむし S Typeなどとは考え方が異なるところだ。
シンクの下の給排水タンク
シンクの下には各10Lの給排水タンクが収納されている。車外から直接タンクを出し入れするのは難しいが、エントランスに近いので、出し入れはそれほど苦労しないだろう。
なお、アマホⅢで取り付けられていた跳ね上げ式の調理台は、電装系のタッチパネルが設置されたため割愛されている。
冷蔵庫/電子レンジ
25Lポータブル冷蔵庫が標準装備される
冷蔵庫はロゴスブランドの25Lポータブル冷蔵庫が標準装備される。アウトドア志向のコンセプトなので、固定式の冷蔵庫より車外に持ち出せるポータブル冷蔵庫の方が適しているだろう。電子レンジはオプション設定が無い。
収納
オーバーヘッド収納
前部にオーバーヘッド収納が設置されている。軽キャンパーはスペースの点から上部に収納があるモデルは少ないが、オーバーヘッド収納はシート下の収納に比べアクセス性が良いので、頻繁に出し入れする場合に有用だ。
シート下の収納
ベンチシートの後部の下も収納になっている(前部の下は電装系を収納)。シート下の収納はシートマットを持ち上げながら出し入れする必要があるのでアクセスし難いが、容量は大きい。
空調
車載用セパレートクーラーを標準装備
車載用セパレートクーラーがオプションで用意されている。ここにもロゴスのロゴがあしらわれている。FFヒーターもオプションで設置できる。
テレビ/ナビ
テレビは特にオプション設定されていないが、必要に応じて設置することは可能だろう。また、ナビは好みのものを取り付けることができる。
電装系
標準ではディープサイクルバッテリーと走行充電が装備される。クーラーを設置した場合は150Ahのリチウムイオンバッテリーを設置する必要がある。外部100V電源入力とチャージャー、2000W正弦波インバーターもオプション。370Wソーラーシステムもオプションで設置できる。
電装系の操作は、アマホシリーズで初めてタッチパネル式が導入された。
価格(2025年12月現在:千円台切り上げ:税込)
2WDは498万円~、4WDは515万円~となっている。
付けておきたい必需オプションは、外部電源入力とチャージャー(104,000円)、2000W正弦波インバーター(118,000円)、FFヒーター(286,000円)が挙げられる。(ナビ関連は除く)また、車載用セパレートクーラー(380,000円)と150Ahリチウムイオンバッテリー(250,000円)は高額ではあるが付けておきたい。
他モデル
似たレイアウトのモデルは、バンショップミカミのテントむし Sタイプ(461万円~)、MYSミスティックのミニポップフライヤー(444万円~)などがある。いずれもベンチシートを持つ二人仕様のレイアウトだ。(価格はいずれもエクストラ2WD/CVT)
アマホⅢ(379万円~)も比較対象になるだろう。こちらはクーラーはオプションだが、100Ahのリチウムイオンバッテリー1個が標準装備される。走行充電を除くその他の電装系はオプション。即ちアマホロゴスエディションはアマホⅢに比べて150万円ほど高価だ。
まとめ
アマホロゴスエディションはロゴスとのコラボで特別感のある内外装が特徴だ。クーラーやリチウムイオンバッテリーも搭載できるので、先進の装備も設置できる。機能や性能的には満足できない部分は無いだろう。
価格的にはやはり高価だが、結局はその特別感に追加の対価を払うかということになる。しかし、その特別感は所有するオーナーを満足させるには十分だろう。
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