8-2-4. 発電機


ここで言う発電機とは、ポータブル発電機のことで、ガソリンで発電するものが一般的です。具体的にはホンダのEU18iヤマハのEF1600iS/1800iSなどが良く使われています。

 マンボウ(ロータスRV)に搭載された発電機

発電機は、キャンピングカーでは必要性の低いオプションととらえられています。それは騒音のため、使う場所が非常に限られるからです。もちろん道の駅やキャンプ場では使えません。

しかし、発電機があると心強いのも確かです。走行充電では満足に充電できず、ソーラー充電もそれほど充電できず、外部電源が取れるRVパークやキャンプ場も近くに無いとなると、大変心細い状態になります。

そんな時発電機があると、どこでも発電してサブバッテリーに充電することができます。しかし先にも書きましたように、「どこでも」発電できるわけではありません。周辺に迷惑にならないよう場所を選ぶ必要があります。

 キャンパーアシストのリチに収納された発電機(手前の収納スペース)

発電機は、ある程度スペースに余裕のあるカムロードベースキャブコン以上のキャンピングカーに向いています。中には、吸排気処理がされ、車内からリモートで運転開始、停止できるものもあります。

ただしバンテック「コルドバンクス」のiboxのように発電機の積載を想定されているモデルは非常に少なく、バンコンではキャンパーアシストの「リチ」くらいしかありません。

 バレンシア520(マックレー)に搭載されている発電機

なお、輸入モデルやマックレーの「バレンシア520」には海外製の大型の発電機が搭載されており、これらは比較的動作音が静かですが、非常に高価です。