10-5. 8ナンバーにすべきか


自動車税、重量税の税金面で言えば、5ナンバーや3ナンバー車に比べ、8ナンバー車の方が安価です。自賠責保険は軽8ナンバーは軽自動車より安価ですが、8ナンバーは自家用車よりも高くなります。

総じて自家用車に比べ8ナンバー車の方が維持費が安いのですが、自家用車の車検は新車購入時の場合は初回3年後、以後2年ごとですが、8ナンバー車は新車・中古車を問わず初回を含め2年ごとに車検を受ける必要があります。

チューリッヒに参考になるサイトがありますので、是非ご覧ください。

また、任意保険に関して、8ナンバー車を扱う保険会社は限られています。以前は外資系の保険会社はほぼ取り扱いが無かったのですが、最近では上記のチューリッヒのように、8ナンバーキャンピング車を取り扱う外資系の保険会社も出てきました。

 要件改定で8ナンバーも取得できるようになったレクビィのホビクルオーバーランダーⅣ

なお、2022年のキャンピングカー要件の変更に伴い、ギャレー前の高さが1600mm必要とされていたものが、1200mmに変更されました。これにより、従来4ナンバーで登録していたハイエース標準ルーフ標準ボディや5ナンバーで登録していたワイドミドルルーフワゴンも8ナンバーで登録できるようになりました。

今後は8ナンバー車への変更が相次いでビルダーから発表されると思われます。