【NEWS】キャンピングカーにお湯を~日阪製作所がプレート式熱交換器を導入


日阪製作所(大阪市北区)は、キャンピングカー向けに同社のプレート式ヒートエクスチェンジャーを導入した。

プレート式ヒートエクスチェンジャーとは、波形状の薄い金属プレートを交互に重ねた構造で、熱交換効率が極めて高い熱交換器。


温水シャワーは一部のキャンピングカーで既に実用されているが、大きさ、コスト、信頼性などで問題がある場合があった。同社のプレート式ヒートエクスチェンジャーはこれらの問題を解決し、バンコンなどコンパクトなキャンピングカーでも設置できるようになる。


日本では各地に温泉や銭湯があり、また、装置の大きさやコストの面で、温水装置や温水シャワーは一部の高級モデルにしか装備されていなかった。しかし、最近では災害時のシェルターとしてキャンピングカーが認識されつつあり、レクビィのカントリークラブイゾラのように、バンコンでも温水シャワーを装備できるモデルが注目されている。


同製品は、その性能やコスト面で産業用途で広く使用されており、信頼性も確認されている。キャンピングカー業界でも既にアネックスがリバティシリーズで採用している。今後はキャブコンだけでなく、バンコンにも浸透を図る計画だ。

詳しくは日阪製作所の専用ウエブサイトをご覧ください。




 

2023.1.15