トヨタカムロードやいすゞBe-camをベース車にしたスタンダードキャブコンは、キャンピングカーの中では中心的存在だ。もちろん、数で言えばハイエースベースのバンコンが圧倒的に多いが、いわゆるキャンピングカー然としたスタイルを持つスタンダードキャブコンはキャンピングカーのイメージに一番近いのではないだろうか。
イグアス Type-X ファンルーチェ
そのスタンダードキャブコンには、全長5mを境に2種類に分けられる。この5mというのはフェリーの料金が変わるという理由もあるが、一般的な駐車スペースの大きさにも起因している。すなわち一般的な駐車スペースは5x2mを基準に作られており、5m以下ならコインパーキングなどにも問題なく駐車できるからだ。
そのような理由から5m 以下のスタンダードキャブコンが、各ビルダーから発売されているので今回はこれを比較してみよう。
なお、5m以下のスタンダードキャブコンにはハイエースベースのものもあるが、今回はトヨタカムロードベースのものを中心に比較する。
今回ピックアップしたのは以下のモデル。
・アンソニー エートゥーゼット
・アンセイエ M.Y.S.ミスティック
・オルビス イオ キャンピングワークス
・ヴォーン 東和モータース販売
・クレア5.0/クレアスティング5.0/クレソンボヤージュ ナッツRV
・コルドシリーズ/ジル480スキップ バンテック
・イグアス ファンルーチェ
・バレンシア プラス マックレー
以下、各モデルを見てみよう。
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