ふたり旅向けボンゴキャブコン(3/6)



リボーングラン キャンピングワークス動画と記事はこちら(ジュニアリボーン)

 リボーン グラン

従来ジュニアリボーンと名付けられていたが、新たにリボーングランとして登場。
内容的には変わっておらず、同社のコンセプトである自立型キャンピングカーとなっている。自立型というのは、外部電源が無くても長期間のクルマ旅ができることを指しており、そのため2.8KWの大型発電機を標準で搭載している。

また、家庭用セパレートエアコンを車載用に改良した「イーコンフォート」エアコンを標準で搭載するのが大きなアドバンテージだ。
更に大きな特徴は、シャワールームと温水シャワー設備を標準装備していること。
20Lの電気温水タンクで加熱し、100Lの清水タンクの水と混合して使う。
なお、シャワールーム内にはカセットトイレが標準装備される。

 温水シャワーとカセットトイレが標準装備される

ダイネットは後部にあり、コの字型のソファタイプ。中央を背もたれで埋めるだけでベッドになるが、バンクベッドがあるので、ふたり旅ならダイネット展開する必要はない。
ギャレーは、エントランス左側、即ち前方左側にあり、広めのシンクが埋め込まれているが調理スペースは広くない。またコンロも埋め込み式ではなく、卓上カセットコンロをセットするが、跳ね上げ式の延長テーブルがあるので、ここにコンロを置ける。

 リボーングランのコの字型ダイネット

リボーングランは、2.8KWの大型発電機を標準搭載しており、エアコンの長時間使用も可能なうえ、温水シャワーも装備されており、車内で寛ぎたいユーザーにはほぼ完ぺきなソリューションを提供する。

キャンピングワークス リボーングランのサイトはこちら


カービィDC/RWB 東和モータース販売動画と記事はこちら(R2B)

 リアエントランスのカービィDCの外観

同社のボンゴベースキャブコンは、カービィR2B、DC、RWBの3種類のレイアウトが選択できるが、このうちR2Bは後部に横置き2段ベッドを持ち、ファミリー向け。
一方、常設ベッドはバンクベッドのみのDCと、L字型ソファダイネットを持つRWBはふたり旅に適している。

DCはリアエントランスで、このタイプでは一般的なレイアウトを持ち、前部に対座シートとロングシートで広いダイネット、後部にはギャレーとユーティリティールームを持つ。

 カービィDCのレイアウト

RWBはL字型ソファダイネットと後部ハイマウントダブルベッドの組合せ。ファミリー全員が前向き着座できるシートを持たないのに、全員分の常設ベッドを持つので、ふたり旅にもファミリーにも中途半端な印象を持つが、ふたり旅の場合は、バンクベッドとリアダブルベッドで別れてゆったり就寝するとか、リアベッドをちゃぶ台スタイルのセカンドダイネットとして使うなど、余裕のある車内生活ができる面ではふたり旅にも適するだろう。

 カービィRWBのレイアウト

ギャレーはどちらもシンクのみビルトインされていて、コンロは卓上型カセットコンロを置く。また40Lの冷蔵庫が標準装備されるが、電子レンジはオプションとなる。
なお、電子レンジ装着時は1500Wのインバーターもオプション装着する必要がある。
空調に関しては、FFヒーターがオプション設定されているが、エアコンのソリューションはない。

カービィの装備面は平均的なものだが、外装面ではアルミパネルのシェルが特徴。

東和モータース カービィDCのサイトはこちら

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2017.12.30