8-4. 車内で使える電気器具


キャンピングカーのカタログを見ていると、外部電源入力、充電機能、インバーターなど、最初は何のことか分からないことが書かれています。ここで少し整理しておきましょう。

まず、現在ではほとんどのモデルは外部電源入力は標準装備になっています。即ち、外部に100Vコンセントがある場合は、クルマの外部電源取入れ用コネクタと外部電源コンセントをつなぎます。そうすると、車内の100Vコンセントが使えるようになり、100Vの家電品が使えるようになります。

 100Vや12Vの電源コンセント ダイレクトカーズのリトリートNV Pop

しかしこの状態では、サブバッテリーは充電できません。そこでカタログを見ると、充電機能はオプションとなっているケースがあります。もちろん標準装備のモデルもありますが、外部電源入力は標準装備でも、充電機能がオプションのモデルの方が多いようです。

外部電源からサブバッテリーを充電することは、多くのユーザーにとって必需品ですので、これは標準装備にして欲しいところです。

さて、このままでは車内の100Vコンセントは外部電源が無いところでは使えません。外部電源が無くても100Vの家電品を使いたい場合は、インバーターが必要になります。これにより、サブバッテリーの12Vを100Vに変換します。ただし、使えるワット数はインバーターによります。