最近の新しいトレンドはポータブルバッテリーです。ポータブルバッテリーはもちろん汎用品で、キャンピングカーカー用にも使えるという位置付けです。しかし最近のリチウムイオンバッテリー化で、大容量のポータブルバッテリーが実現し、災害時などにも多く用いられています。
この便利さから最近では車中泊にも用いられるようになりました。ただしキャンピングカーには通常固定のサブバッテリーが搭載されていますので、ポータブルバッテリーが用いられるのは主に一般車での車中泊でした。
しかし最近のトレンドとして、主に軽バンコンなどでポータブルバッテリーを積極的に取り入れるようになっています。具体的には、ポータブルバッテリーをキャンピングカーのシステム電源として接続すると、照明や冷蔵庫などに給電できるようになっています。もちろん走行充電で充電もできますし、ソーラーシステムが装備されていればこれで充電もできます。
これによりサブバッテリーは汎用のものが使えコストが低下すると同時に、必要に応じて車外にも持ち出せるというメリットもあります。
そして更に、キャンピングカーの固定サブバッテリーにポータブルバッテリーを統合できるという新しい電源コンセプトが、2021年にキャンパー鹿児島から発表され、同社のインプラスに搭載されています。
キャンパー鹿児島のインプラスに搭載されたポータブルバッテリー