奥入瀬渓流は青森県の十和田湖から流れ出る唯一の川、奥入瀬川に沿った渓流。
中ほどの「石ヶ戸」から「銚子大滝」まで遊歩道が整備され、誰でも軽装で歩くことができます。
途中には、絶景ポイントが点在し、美しい流れや大小さまざまな滝が、次々に現れ、楽しみながらハイキングができます。
秋は、10月中旬~下旬頃が見頃になります。
秋の奥入瀬は、新緑の頃と並んで特に美しく、黄葉に包まれた渓流は息をのむばかりの美しさです。
お勧めは、石ヶ戸休憩所にクルマを停め、十和田湖方面に散策コースを歩き、銚子大滝をゴールに、そこからバスで石ヶ戸まで戻ってくるコースです。
途中で疲れたら、適当なバス停からバスで引き返せますので安心です。
銚子大滝からすこし足を延ばせば十和田湖に到着し、青く美しいカルデラ湖を堪能できます。
ただ、十和田湖を観光するなら、一旦車に戻り、クルマで改めて十和田湖に行く方が良いでしょう。
観光の後は、有名な蔦温泉がお勧めです。
石ヶ戸から10Kmほどで、多少アップダウンはありますが大型車でも問題なく行けます。
さて、キャンピングカーで奥入瀬観光をするには、道の駅「奥入瀬」が最寄りの道の駅になります。
ここから奥入瀬渓流散策の出発点になる「石ヶ戸休憩所」までは約20Kmあるのですが、すぐ近くにコンビニもあり便利です。
奥入瀬渓流の近くが良い場合は、石ヶ戸休憩所に広い駐車スペースがあります。
特に駐車枠があるわけではなく、道幅が広くなっているので、クルマの観光客はここにクルマを置いて散策に出かけます。
綺麗なトイレもありますので車中泊も可能ですが、夜はかなり寂しくなります。
十和田湖畔にはキャンプ場や、トイレの有る無料駐車場もありますが、やはり夜は寂しくなります。
また、コンビニやスーパーマーケットも近くにはありません。
石ヶ戸休憩所の駐車スペースはかなり広く、スタンダードキャブコンやハイエーススーパーロングクラスなら、問題なく停められます。
ただ、ハイシーズンでは、比較的朝早く到着する方が良いでしょう。
9時くらいになると、駐車するクルマで混んできます。
銚子大滝にも駐車スペースがありますが、石ヶ戸休憩所ほどは大きくないので、あまり期待はできません。
大型のキャンピングカーの場合は、駐車できるところがほとんどありません。
十和田湖畔や近くの大型用パーキングなどに駐車して、バスで奥入瀬渓流にアクセスするのが良いでしょう。
また、川沿いの道路は観光バスも通りますが、決して道幅の広い道路ではありませんので注意が必要です。
十和田湖畔には「瞰湖台」などビューポイントが多数あり、パーキングも用意されていますので、特に駐車に困ることは無いでしょう。
ただ、やはり「発荷峠展望台」のような建物や売店の有るパーキングは混み合います。
更に足を延ばせば八甲田の紅葉も満喫できます。
奥入瀬渓流のWebサイトはこちらで、散策マップもダウンロードできます。