サクラやアサカゼで話題のNTB(日本特殊ボディー)には、もう一つのモデルが存在する。
それが「Sinobi:シノビ」と呼ばれるモデルで、今回のジャパンキャンピングカーショー2017で初めて展示された。
このシノビは、サクラやアサカゼのように、ビルダーが提案するレイアウトではなく、ゼロからユーザーの希望に沿って作られる。
ボディはアサカゼのそれであるので、もちろんボディ自体を大きく変更することはできないが、レイアウトやインテリアは全くの自由だ。
そのため、今回展示されたシノビの内部はがらんどうで、何もない。
文字通りフルカスタマイズできる訳だ。
ただそうは言っても、何台も乗り継いだユーザーならともかく、普通のユーザーが1からレイアウトや装備を考えるのは難しい。
シノビは従来のキャンピングカーでは飽き足らないベテランユーザーや業務用ユーザーが中心になるだろう。
なお、サクラのボディでは、今のところシノビのような計画は無いとのこと。