キャンピングカーで調理をする場合、多くはガスコンロを使います。IHを搭載したキャンピングカーもありますが、やはり消費電力が大きいので、ガスの方が主流です。また8ナンバーキャンピングカー登録取得のためには調理設備が必要で、そのためにガスコンロを搭載する必要がありますが、最近ではガスコンロの代わりに電子レンジで登録するモデルも増えてきました。
キャンピングカーで使うガスは、大きく分けてプロパンガスとカセットガスがあります。
プロパンガスは主に輸入モデルで使われており、ガスボンベを搭載しています。容量が大きいので、短い旅行ならガスの補充なしに帰ってこられますが、長期旅の場合は出先でガスを充填する費用があります。
しかし日本では出先でプロパンガスを充填してくれるガス販売店が非常に少なく、あらかじめ連絡を取るなどする必要があります。
もう一つはカセットガスで、これはホームセンターなどですぐに手に入りますので、大変便利です。ポータブルガスコンロも非常に安価ですので、これを採用しているモデルが多くなっています。
もちろんカセットガスを使える常設コンロもあります。またシンクと一体になったガスコンロもあります。調理を行うことが多いユーザーは、2口程度の常設ガスコンロがあると調理がはかどります。