カムロードベースのキャブコン リバティ52DB(アネックス)
キャブコンはベース車にシェルと呼ばれる居住部分を架装していますので、居住部分には理想的なレイアウトが構築できます。なお、ここで言うスタンダードキャブコンとは主にカムロードやビーカム、あるいはハイエースをベース車にしたキャブコンで、後述のライトキャブコンと区別したネーミングにしています。
スタンダードキャブコンのレイアウトは、大きく分けてセンターエントランスかリアエントランスに分けられます。どちらかというとセンターエントランスの方が主流ですが、最近はリアエントランスも人気があります。
どちらもファミリーにも二人旅にも使えますが、センターエントランスは後部に常設ベッドがあることがポイントで、リアエントランスは前部に広いダイネットが取れることが特長です。
もう一つの分け方は全長が5m超か5m未満か、です。5mというのは一般的な駐車スペースが2x5mであることから、このスペースに収まるかどうかで区別しています。
もちろん5m超であれば制約のないレイアウトができます。一方5m未満に収めるためには何かを犠牲にする必要があります。