自転車なら、先のようにバイクキャリーでリアハッチに積み込んだり、あるいは折りたたみ式自転車なら、ハイマウントダブルベッドの下の大きな収納庫に積むことができます
しかし、バイククラスになると、固定器具など、バイクを搭載する前提で製作してあるモデルが必要です。
これらのクルマはトランポ(トランスポーターの意味)と呼ばれますが、当サイトでは、特にキャンピングカーの要素を持つものは、キャンピングカーの一種として扱っています。
もちろん、法律的には、バイク積載の設備があろうとなかろうと、キャンピングカーの規定に準拠していれば8ナンバーキャンピング車として登録されます。
トランポ仕様のキャンピングカーとして製作されているモデルはあまり多くはありませんが、ハイエースクラスのバンコンが主流といえます。
中には、キャブコンベースでトランポ仕様としたものもあります。

セキソーボディのトム200トランポ
トランポ仕様と言うと、後部の荷台はがらんとして何もないイメージがありますが、後部に家具があり、見た目はキャンピングカーというものもあります。
このようなモデルでも、バイクを積載する場合はそれなりのスペースが必要ですので、家具は薄型にしてある場合がほとんどです。
また、通常のFASPやREVOシートでは十分な奥行きが得られないことから、バタフライシートにして、床に敷いたレールで前に押しやり、後部を広く取ると言った工夫がされています。
更に、バイクは重量物ですので、積み下ろしのためのスロープも必要です。
なお、バイクを積載すると、就寝するスペースが非常に限られてしまいます。
そこで、お勧めなのがポップアップルーフ。
これがあれば、フロアをバイクに占領されても、ルーフベッドでゆったり就寝できます。
お勧めのボディタイプとポイント
・ハイエーススーパーロングクラスのボディサイズ
・輸入モーターホームなら、バイクの搭載ができるものもある
・固定器具は必須
お勧めのレイアウト
・後部が広い荷室となるもの
・バタフライシートを採用したモデル
お勧めの装備
・バイクキャリー
・就寝する必要があるならポップアップルーフ