5-11. 自転車を乗せて、ツーリングの旅へ


キャンピングカーに自転車を乗せていると、旅先での行動範囲がぐっと広くなります。
観光地を散策するのも、自転車があればかなり効率よく、広範囲に見て回れます。
そんな需要もあって、ミニバンなどの後ろに取り付けて自転車を載せることができるパーツも販売されています。
あれは、バイクキャリー、あるいはバイクキャリアというパーツで、クルマの後部に取り付けることにより自転車を乗せることができます。

 キャンピングカープラザ大阪のバイクキャリア

車外に固定するのはちょっと、と思われる方は、広い荷室を持つキャンピングカーを選ぶと良いでしょう。
シートを前に押しやったり、ベッドボードを外すことによって、広い荷室が確保できるモデルもあります。

 バタフライシートを前に押しやって広い荷室を確保できるバンテック新潟のディアリオ

これならバイクも積むことができます。

ただ、こうしてしまうと、寝るスペースもなくなってしまいますので、ポップアップルーフ付きモデルを選ぶと、ルーフベッドで就寝できます。

なお、軽キャンパーでも自転車を車内に積む前提で、企画されたモデルがあります。

 スライドキャリー搭載されたクルーズカンパニーのツメルンダー

また、できるだけコンパクトな自転車で良いなら、折りたたみ自転車という手もあります。
これなら、ハイマウントベッドの下の収納庫にも入るでしょう。
自転車のような大きな荷物を積み込む場合には、キャンピングカーのレイアウトにも影響してきますので、キャンピングカーを購入する前に、自分の旅のスタイルを想定しておくことが重要です。

お勧めのボディタイプとポイント
・キャンピングカーならほとんどのタイプにバイクキャリーは装着できる
・輸入モーターホームなら多くのモデルに大きな収納庫が用意されている
・トランポなら最初から広い荷室が確保されている

お勧めのレイアウト
・ベッドボードやシートをアレンジして広いスペースが確保できるもの
・後部にハイマウントベッドを持つレイアウト

お勧めの装備
・バイクキャリー
・ポップアップルーフ



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