10-2. ビルダーの選び方


キャンピングカーショーで興味があるモデルがあれば、実際にビルダーに行って、更に詳しく説明を聞いたり、ベッド展開や装備の使い勝手など、様々な項目をチェックします。

 レクビィのレクビィ・ステーション

ただ、問題なのが、目的のモデルが近くにないことです。自動車メーカーの販売店なら近くにあるかもしれませんが、キャンピングカーの展示場はそうではありません。幸運にも近くに目的のビルダーの展示場があれば良いのですが、そうでなければ半分旅行の覚悟で行く必要があります。

ただし、ビルダーの中には他車のモデルも展示している場合がありますので、製作しているビルダーに、目的のモデルは何処に行けば見ることができるのかを確認すると良いでしょう。必ずしも本社まで出向く必要はありません。

海外のビルダーはほとんどが大手の量産型ですが、日本の場合は量産型と手工業型の二通りあります。量産型のビルダーではデザインや機能が洗練されていますが、カスタマイズがほとんどできない傾向にあります。一方、手工業型ではデザインや高級感は期待できないまでも、カスタマイズが比較的自由にできる場合があります。

自分の使い方がはっきりしている場合や、レイアウトを大きく変更したい場合などでは、小回りの利くビルダーの方が満足感が得られます。中には一からユーザーの思いを聞いて手作りする「ワンオフ」を受けているビルダーもあります。