来週20日-21日に開催される東京キャンピングカーショー2019で、ダイレクトカーズから新型キャブコンが発表される。
ベース車はハイエーススーパーロング特装で、5mを超えるフルサイズキャブコン。それ以上の情報はイラストから推測するしかないが、注目すべき新しいハイエースベースキャブコンであることは間違いない。
さて、イラストからそのアウトラインを推測してみたい。
まず外観は、バンクレスのスマートなシルエット。シェルはキャブの上まで覆っているが、ここには大きなバンクベッドは無く、収納スペースになっている。かなりスタイリッシュなデザインのようだ。
レイアウトは、中央エントランスで、前部に対座ダイネットと後部に横置き2段ベッドの構成。このレイアウトだと、セキソーボディのトム タンデムに近い。
横置き2段ベッドなのでスペース効率が良く、5m超の全長ならベッド幅もゆったりしているだろう。
ダイネットは4名対座のように見えるので、これを展開してエクストラベッドにすることも可能と思われる。従って、二人旅でもファミリーでも使える万能型のレイアウトだ。
RVビックフットが今年2月のジャパンキャンピングカーショーで発表したACSプルミエM5.7は同じベース車を使用しているが、ソファダイネットとハイマウントダブルベッドの組み合わせで二人旅に特化しており、コンセプトは異なっている。
エントランスを入ってすぐ右側にギャレーが見えるが、下には給排水タンクがあるので水回りは比較的コンパクトなようだ。即ち、大きな清水タンクは搭載していないようなので温水シャワーのような装備は無いのかもしれない。
ギャレーの横にあるのは大型の冷蔵庫と電子レンジだろう。
ユーティリティールームのドアらしきものも描かれているので、おそらく用意されていると思われる。
また家庭用セパレートエアコンも描かれており、これは標準装備かどうかは分からないが、冷房のソリューションが考えられているのは最新モデルに相応しい。
今のところこれらの情報は推測の域を出ないが、来週の東京キャンピングカーショー以降に詳細をお知らせしたい。
いずれにしても、大注目のニューモデルであることは間違いなさそうだ。
2019.7.12