【NEWS】 レクビィがホビクルオーバーランダーIVを発表

 ホビクルオーバーランダーIVの外観

レクビィ(愛知県瀬戸市)は、ハイエース標準ボディ標準ルーフをベース車にしたバンコンキャンピングカー、「ホビクルオーバーランダーIV」を発表した。4月2日から千葉県の幕張メッセで開催される、「ジャパンキャンピングカーショー2021」に出展される。

ホビクルオーバーランダーIVは、昨年発表されたハイエーススーパーロングをベース車にした「ホビクルオーバーランダー」の、「ユーザーが自分の基地を創り、外で遊ぶ」というコンセプトを受け継ぎつつ、コンパクトな標準ボディにまとめた使いやすいバンコン。

ナンバー区分は4ナンバーで、車名の「IV」もこれに因んでいる。レイアウトはシンプルで、2列目に3人掛けREVOシートを配置し、運転席、助手席のフロントシートを加えると6名が前向きに乗車できる。

 オプションの「シートバックダイネットマット」を使用したダイネット

また、オプションの「シートバックダイネットマット」を使用すると運転席と助手席を前に倒して後ろ向きに座ることができ、前向きの2列目シートとで対座ダイネットを形成する。さらに2列目シートを後ろ向きにすると、3列目の簡易シートとでテーブルを挟んだ対座ダイネットとすることもできる。

 2列目シートを後ろ向きにして対座ダイネットを形成

上段ベッドの大きさは、1800x1350mmで大人2名が就寝できる。また2列目シートをフラットにすると1200x1200mmの大きさになり、小さな子供ならこのままでも就寝できる。ベッドボードはオプションで追加できるので、既定の大きさの子供用ベッドにしたり大人用の大きさにしたりと自由にベッドサイズを構築できる。

 ベッドは3段階にセットできる

なお、後部ベッドボードは3段階に高さ調整ができ、最も高い位置にセットすると、下には785mmの高さの収納スペースが確保でき、大きな荷物も積むことができる。また、「伸縮式ベッドレールエクステンドスライダー(実用新案申請中)」を新たに設置し、ベッドを使わない場合にもエントランスが狭くなってしまうことを防いでいる。

断熱施工や木工部などは従来の同社のモデル同様、高品質な仕上げになっている。また電装システムはポータブルバッテリーを持ち込んで、これを車内の照明などの電源にすることができる。もちろん、サブバッテリーを搭載することも可能だ。

「ホビクルオーバーランダーIV」はガソリン2WD/6ATの368万円から。ディーゼル2WD/6ATは420万円~、ディーゼル4WD/6ATは448万円~となっている。(各税別)


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2021.3.29