6-3.二人使用ならダイネットは横座りがお勧め


6-2で説明したように、バンコンのマルチモードシートはファミリー用途や3人以上で乗ることが多い場合以外は避けた方が良いでしょう。

ふたり旅の場合は、バンコンなら横座りシートを持つレイアウトがお勧めです。
ダイネットが前方にある場合はL型のシート配置になっていることが多く、シートの前が広く開いていますのでシートへのアクセスが楽です。

 フジカーズジャパン FOCSDs F-Style

ただし、このレイアウトの場合、運転席、助手席から後部に移動しようとすると、シートの背もたれが邪魔になることがあります。
背もたれが簡単に倒せるかどうか、確認すると良いでしょう。

また、スライドドアを開けたら正面にダイネットがありますので、外から見え易いということもあります。
更にギャレーが後部ですので、給排水タンクが出し入れし易いかもチェックすると良いでしょう。

前方にギャレー、後方にダイネットがある場合は、後部両側にロングシートを持つ二の字型ダイネットか、コの字型ダイネットが一般的です。
このレイアウトの特徴は、ダイネットを広く取れることと、両側にロングシートがありますので、二人が別々に横になることができることです。
就寝するには幅が狭いですが、ちょっと横になるには便利です。

このレイアウトの短所は特にありませんが、あえて言うなら、フロントシートとダイネットが遠いので走行中に会話がし難い、ということくらいでしょうか。
調理をする場合は、できればベンチレーターがギャレーの上にあると車内に匂いや煙が籠りません。

 カトーモーター トングトレイン

上記どちらのレイアウトでもベッド展開は楽で、特に後部ダイネットの場合は、ロングシートのシートバックが真ん中の隙間を埋めるように作ってありますので、シートバックを移動するだけでベッドが出来上がります。
テーブルは、モデルによってベッド状態にしても立てたままにすることができ、いわゆるちゃぶ台スタイルで寛ぐこともできます。

ふたり旅に特化したレイアウトの弱点は、3名以上乗車したときに、後部に座っている人は横座りになること。
短距離なら問題ありませんが、長距離では疲れる場合があります。
また、万一事故が起こった場合、耐衝撃の意味では前向きに座るシートに比べて劣ります。

バンコンを選択する場合、二人で使用するのか、ファミリーで使用するのかの判断は極めて重要です。