5-6.眺めの良いキャンプ場で長期滞在


このスタイルは、欧米では主流ですが、日本ではあまり多くありません。
日本のキャンピングカーの使い方は、比較的短い期間でキャンプをしたり、温泉巡りのような動きまわる使い方が多いからです。

この背景には、長期間滞在する適当な施設が少ないこと、オートキャンプ場などでの長期滞在は費用がバカにならないこと、長期滞在に耐えられるほど大きなキャンピングカーは使い難い道路事情などがありますが、何か動き回っていないと気が済まない国民性もあるのかもしれません。

欧米のように、安価で広い駐車スペースがあり、夏は涼しく、木陰があって直射日光に照らされず、本を読んだりクッキングをしたり、という長期バケーションの過ごし方は、日本では少なくとも主流ではありません。

しかし、北海道や信州の高緯度のキャンプ場など、探せばもちろんそのような場所はあるわけで、不可能と言うわけではありません。

このようなシチュエーションに最も向いているのは、恐らくトラベルトレーラーでしょう。
現地まで牽引していくという、多少マニアックなことをしなければなりませんし、よほど小型のトレーラーでないと(750Kg以下)牽引免許が必要です。
しかし、これらをパスしたなら、メリットは大きなものがあります。

 スライドアウトが付いた小型トレーラー プロライト プラス

まず、現地ではヘッド車を切り離して、買い出しや観光は普通の乗用車で行けます。
また、エンジンルームが無い分、スペース効率が良く、小さ目のモデルでも室内は結構大きく使えます。

広さに対して、価格が安価なのも大きなメリットです。
トラベルトレーラーは輸入車が主流で、インテリアもハイセンスなものが多いのが特徴です。


自走式のモデルだと、やはりセミフルコンやバスコン、スタンダードキャブコンあたりが欲しいところです。
もちろん、バンコンやライトキャブコンでも構いませんが、狭いと長期滞在はかえってストレスが溜まりますので、自分に見合ったものを選びたいところです。

なお、ここでもハイルーフやポップアップルーフは、是非欲しい装備です。
天井に頭がつかえていると、とにかくストレスが溜まります。
車外に出ていればよいのですが、やはり直射日光が暑かったり、雨の日は外に出られないなど、思ったようにはいきません。

その他の装備では、ギャレーの必要性は高いでしょう。
毎日外食では飽きてしまいますし、地元の食材を料理するとか、ちょっとした食事で済ましたい時など、ギャレーや冷蔵庫は必需品と言えます。
できれば電子レンジもあればいろいろ便利です。
長期滞在では、恐らく外部電源も確保できますので、電子レンジも問題ないでしょう。(外部電源の容量は、要確認)

トイレ、シャワーや洗濯は、恐らくキャンプ場などにも設置してありますので、キャンピングカーには不要です。

お勧めのボディタイプとポイント

・トラベルトレーラー
・自走式なら、スタンダードキャブコン以上が理想
・それ以下の場合は、少なくともハイルーフやポップアップルーフ装備

お勧めのレイアウト
・車内を動き回れるレイアウト
・できれば常設ベッド
・全員がゆったり就寝できるベッド
・全員が寛げるダイネット
・ギャレー装備
・大き目の収納スペース(衣類や食料を収納)

お勧めの装備
・シンク
・冷蔵庫
・電子レンジ(外部電源の容量確認)
・外部100V入力
・サイドオーニング