4-1. スタンダードバンコンのベース車

バンコンはバンやワゴンをベースに、主に内装を中心に架装したキャンピングカーですが、大きさは軽からハイエーススーパーロングレベルまでいろいろあります。

当サイトでは、NV200バネットやタウンエース/ライトエースベースのバンコンと区別するため、トヨタハイエースや日産NV350キャラバンをベース車にしたバンコンを「スタンダードバンコン」と呼んでいます。

実際、日本のキャンピングカーでは、ハイエースクラスのバンコンが主流で、登録台数は最も多いと思われます。
なお、「レジアスエース」は、販売店の違いによるハイエースの姉妹車で、ハイエースと同じクルマでしたが、現在は廃止され、ハイエースで統一されています。

スタンダードバンコンのベース車は、ハイエースとNV350キャラバンが主ですが、キャンピングカーのベース車としては、ハイエースが圧倒的に高いシェアを持っています。

2022年からフィアットのデュカトが正式に日本に輸入されることなりました。これを受けて2023年2月のジャパンキャンピングカーショー2023では各ビルダーから国産のデュカトベースバンコンが発表されました。多くの輸入モデルは右側エントランスでしたが、これで日本の道路事情に適合した左側エントランスのデュカトが実現しました。



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