軽自動車をベース車にしたキャンピングカーを総じて軽キャンピングカーとか軽キャンパーと呼んでいます。そして軽キャンピングカーにも軽バンコンと軽キャブコンがあります。ここでは軽バンコンについて説明しています。
ホンダN-VANをベース車にしたホワイトハウスの「N-VAN Camper」
軽バンコンは、軽バンの車内にベッドや収納家具などを架装したものです。価格が重要な要素となってくるので、外装に架装することはあまりありません。ほとんどの場合、オリジナルのシートを畳んだ上にベッドマットを敷き、ベッドとしています。また、モデルによっては収納家具や簡単なギャレーを装備したものもあります。
一人旅に最適
就寝員数が2名となっていても、2名で就寝するのは相当窮屈です。一人で使用するなら快適で、一人旅をはじめ、釣りや山登り、ゴルフや写真など、趣味で使うユーザーも多いようです。
そのような需要を見込んで、一人用途を想定して作られた軽バンコンもあります。一人用に割切った分、広いベッド、ハイエースクラスの冷蔵庫やバッテリー、大型のテレビなどが装備されています。
バンテック「ルネッタ」の室内
軽バンコンの弱点は、やはり狭さです。先述のように二人で使用する場合は窮屈ですし、長期旅となるとかなり忍耐が必要です。ポップアップルーフが装備されるモデルもありますので、二人旅ならポップアップルーフのベッドと下のベッドに分かれるとゆったり就寝できます。
軽バンコンにも冷蔵庫やギャレーが装備されたモデルがありますので、車内でちょっとした料理を作ることもできます。
