ハイエースワイドロングベースのお洒落なワゴン(5/6)



ヴォーノ レクビィ ⇨ 動画と記事

ヴォーノは従来から存在するモデルで、当初から8ナンバーで設計されている。
高級マンションの一室とか、モダンリビングのインテリアなどと評された室内で、現在多く発売されているハイセンスなインテリアの先駆けとなったが、現在のライバルと比べてもヴォーノの先進性は失われていない。


その一つが、逆L字型のソファダイネットで、ラウンドした形状がリビングソファを彷彿させる。
後部にはギャレーとクローゼットが配されているが、これらもダイネットにマッチした高級感のある作りで、ギャレーには陶器製のシンクが与えられている。

また、クローゼットは大きなサイズで、ロングコートのような長めの衣類や、比較的大き目のバッグなども収納できる。
ヴォーノはインテリアにこだわりたいユーザーには最適なモデルの一つだろう。

もっとも、インテリアが美しいので、常にベッド状態にしてちゃぶ台スタイルで過ごす、というのではこのモデルを選ぶ価値が無い。
従って、面倒でもダイネットとベッドの展開は毎日する必要がある、というのがヴォーノの悩ましい点ではある。


ホワイトハウス ダイレクトカーズ ⇨動画と記事

その名の通り、白でコーディネートされた室内は非日常な空間を作っており、家具やソファだけでなく、オプションで運転席周りもコーディネートできる。
レイアウトは、前部に逆L字型キャビネット、後部は二の字型ソファの構成。


ダイネットをベッド展開すると、3名が就寝できるフロアベッドとなる。
逆L字型キャビネットにはシンクやコンロなどの調理器具はビルトインされておらず、純粋な収納スペースとなっている。
後部ソファ下にシンクが隠されており、8ナンバー登録をクリアしている。

また冷蔵庫は18リッターのポータブル、電子レンジはオプションでも設定されていない。
従って車内での調理は想定されておらず、機能的にはダイネットと、それを展開するベッドに集約される。
シンプルでお洒落な空間を持つ車中泊車という位置付けのモデルだ。

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2017.11.12