日本3大桜のひとつ三春の滝桜



福島県三春の滝桜は、山梨県の山高神代桜、岐阜県の根尾谷淡墨桜とともに日本3大桜のひとつに数えられています。
樹齢1000年超と言われ、その巨木は春になると満開の花を付け、それはまるで滝のように見えることから「滝桜」と呼ばれています。

三春の地名の由来は、梅と桃、そして桜が同時に咲き、三つの春が同時にやってくるところから名付けられました。
特に桜の名所として有名で、滝桜をはじめ、周辺には見事な一本桜が多数存在します。
滝桜見物の後で、周辺の桜巡りも楽しみのひとつです。

周辺の桜は、三春にとどまらず、二本松市まで足を伸ばすと、多くの銘木を見ることができます。
紅枝垂れ地蔵桜や不動桜など三春近辺の桜をを見たあと、349号線を北上して合戦場の桜までドライブすると良いでしょう。

さて、滝桜ですが、桜のシーズンはものすごく混み合います。
最も近いインターは、磐越自動車道の船引三春ですが、ここから滝桜まで渋滞になることもあります。

そこで、キャンピングカーなら、前の夜に到着することをお勧めします。
滝桜の周辺には臨時駐車場があり、夜も出入りできます。
既に多くのクルマが車中泊をしているでしょう。
トイレは少し離れたところですが、仮設トイレがたくさん並んでいます。

滝桜までは特に狭い道もなく、大型車でも問題なく行けるでしょう。
ただし、大型車は駐車場が別になる可能性がありますので、予め問い合わせてください。

三春周辺の桜の駐車場は、あるところもあれば無いところもあります。
紅枝垂れ地蔵桜や小沢の桜、二本松の合戦場の枝垂れ桜には駐車場がありますが、その他の桜には駐車場がありませんので、路上駐車することになります。

いずれにしても混み合いますので、大型のキャンピングカーで回るのは簡単ではありません。
ハイエーススーパーロングクラスなら、多少狭い駐車場で苦労することはありますが、駐められます。
ワイドロングなら、特に問題ありませんが、狭い道や路上駐車では気をつけてください。

なお、三春周辺には道の駅がありません。
最も近いのは二本松市の「さくらの郷」か「ふくしま東和」です。

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2016.1.6