夏の北海道 函館

 

 宝石箱のような函館山からの夜景

函館でフェリーを下りるキャンピングカーユーザーも多いのではないでしょうか。市内に観光地が多い上、北海道旅行の出発点としては便利なところです。
函館には市電や市バスが走っており、これらを使用して市内の観光地を巡るというのも一つの方法です。
しかし、函館山や立待岬などを巡ろうとすると、やはり車での移動が楽だし時間的にも有利です。 ただ、大型のキャンピングカーの場合は、市街地ですので必ずしも便利とは限りません。大型も駐められる駐車場に駐車しておき、レンタカーで回るという手もあります。
概ねハイエースクラスやスタンダードキャブコンクラスでは、駐車は特に問題ないでしょう。

函館山
函館山には車で頂上まで上がれますが、時間により通行止めになります。頂上の駐車場に停めていても、全ての一般車は下山させられます。
一般的には函館山のロープウェイを使用するのが便利です。ロープウェイの山麓駅の近くには大きな駐車場があり無料で駐車できます。
大型車の駐車場もありますので、ここを利用すると良いでしょう。
ただし夏場は夕方から非常に混みますので、早めに駐車場に行く方が良いでしょう。下山時もロープウェイ待ちの長い列ができます。

 函館山ロープウェイの山麓駅。右側が無料駐車場(出口)

五稜郭
西側に観光駐車場と南側に美術館駐車場がありこれらが使えます。よほどの大型者でない限り入れますが、心配の場合は確認すると良いでしょう。
五稜郭タワーのWebサイトはこちら

八幡坂・元町
函館のビュースポットの中でも特に有名な八幡坂。遠くに青函連絡船「摩周丸」と函館港が見えます。 近くには「カトリック元町教会」「函館ハリストス正教会」「函館聖ヨハネ教会」などがあり異国情緒が楽しめます。ロープウェイの麓駅から歩いて散策できる距離なので、 ロープウェイ麓駅にキャンピングカーを駐車して散策すると良いでしょう。

恵山登山
車で行ける五合目の火口原駐車場から山頂までは登山コースが整備されており、片道約40分~1時間。火口原駐車場までは道路が整備されており 、大型車の離合も可能。火口原駐車場は広く、大きなキャンピングカーでも特に問題なく駐車できます。

恵山つつじ公園
恵山の山麓にあるつつじ公園では5月下旬~6月上旬に約60万本にツツジが満開になり、5月下旬には、「恵山つつじまつり」が開催されます。近くに大きな駐車場がありますが、シーズン中は混む場合があります。

立待岬
函館山の南端にある岬で、市街地から車で15分ほどで行けます。函館の街並みと海岸線を一望できるビュースポットです。 立待岬の駐車場は約20台が駐車できます。立待岬までの道は1車線で一方通行になっています。7m クラスのバスコンや輸入車でも通行できますが、大型のトレーラーなどは厳しいかもしれません。

 立待岬の駐車場。 後方は道路で行き帰り一方通行

金森赤レンガ倉庫
ベイエリアに面した地域で、レストランやショッピングセンターが 並び観光客で賑わっています。 人気観光スポットなので混み合っていますが、近くに駐車場はあります。 七財橋の東側に大きな駐車場がありますが、 精算スペースの上の 雨よけに注意して入る必要があります。背の高いキャンピングカーの場合は、西側にコインパーキングがいくつかありますのでここを利用すると良いでしょう。

 赤レンガ倉庫東側の駐車場(有料)ゲートの雨除けひさしに注意

トラピスチヌ修道院
明治31年にフランスから派遣された8人の修道女が設立した日本初の女子修道院。市街地の東にあり、約30分のドライブで到着する。広い駐車場(有料)があり、大型車も駐車できます。

車中泊スポット
函館周辺には道の駅がなく、夜に停泊できる場所はほとんどありません。 そんな中で車中泊できるのが 湯YOUパーク(ゆうゆうパーク)に登録している 「湯の川温泉 ホテル雨宮館」。200台以上駐車できる大型駐車場があり、大型車も駐車可能。24時間ホテルのトイレが利用できます 。もちろん温泉も利用可能。

もう一つは、フェリーターミナルにある有料駐車場。 一泊500円で24時間駐車でき、フェリーを利用しなくても駐車することができます。少し離れていますがきれいなトイレも完備されているので不便はありません。 ただし、再入場は新たに課金されますので、計画的に入庫する必要があります。




2018.6.14