【NEWS】レクビィがハイエースバンコン「ファイブスター セプト」を発表



レクビィ(愛知県瀬戸市:増田 浩一社長)は、バンコンキャンピングカーのニューモデル「ファイブスター・セプト」を発表した。
同社の代表モデル「ファイブスター」のレイアウトバリエーションの位置付けで、ハイエーススーパーロングをベース車にした従来の基本レイアウトはそのままに、3列目にシートを追加した。

ダイレクトカーズ トリップ

 「ファイブスター・セプト」のレイアウト図

3列目シートは、縦置きダブルベッドの前部を展開するとシートになる仕組み。これにより、「ファイブスター」では前向き着座が、運転席、助手席と2列目シートに3名の計5名だったが、「ファイブスター・セプト」では2列目に3名、3列目に2名の計7名が前向き着座してドライブできる。”7”を表す車名「セプト」はこれに因んでいる。

 2段ベッドの前部が3列目シートになる

「ファイブスター」で特徴的な、運転席、助手席のシートバックを利用して後ろ向きにする機能は継承しているが、2列目シートを後ろ向きにして、3列目シートとで5名が対座できるダイネットが新たにセットできるようになった。

 全てのシートをフラットにするとベッドモードになる。

就寝は、縦置き2段ベッドで大人2名と、2列目シートを展開して大人1名と子供2名が就寝できる。上段ベッドは1,850mmの長さで、幅は上段ベッドが750mm、下段ベッドが800mm。下段ベッドの長さは2列目シートと連続しており、合わせると3,400mmの長さになるので、身長の高い大人も窮屈感なく就寝できる。

 広くなったギャレーコンソール

ギャレーは、「ファイブスター」ではギャレーコンソールの左横に天井まで届く収納家具があり、横開き冷蔵庫がそこに収納されていたが、「ファイブスター・セプト」ではこの収納家具を無くし、ひと続きのギャレーコンソールに変更されている。引き出し収納が追加されたほか、ギャレーコンソール後部に上蓋式の冷蔵庫がビルトインされる。

最後部には従来通り、完全防水のユーティリティールームがあり、トイレルームやシャワールームとして使用できる。

 最後部に用意された完全防水のユーティリティルーム

価格は552万円~(2WD/6AT:税別)、FFヒーターやツインバッテリー、1500Wインバーター、215Wソーラーシステムなど主要なオプションが標準装備されたSuperior仕様は615万円~(同)。

「ファイブスター・セプト」は、1月31日から2月2日に千葉県幕張メッセで開催されるジャパンキャンピングカーショー2020に出展される。


 

2020.1.23