シャングリラII レクビィ ⇨ 詳しい記事はこちら
シャングリラIIは同社のフラグシップモデルで、豪華さと快適さを持っている。ベース車はハイエーススーパーロングスーパーハイ
ルーフを使用している。このベース車はハイルーフを架装する必要がないため、製作上もメリットがある。
後部左右のウインドウはエクステンションウインドウを架装し、断熱性にも配慮されている。
レイアウトは前部にダイネット、最後部はドアで仕切られた個室になっている。
ダイネットは三角形のテーブルを配したL字型ラウンジソファで、コーナーにはテレビ台と、ギャレーが置かれている。
ベッドはダイネットを展開する方式でルーフベッドは持たないため、二人での使用を想定したものだ。
ギャレーには円形の陶器製シンクと49リッターの冷蔵庫、そして電子レンジが標準装備される。
更に、後部のプライベートルームには化粧台と独立した洗面台が置かれ、60リッターの温水シャワーが標準装備なのは特筆される。
電装系も充実しており、160Wのリチウムイオンバッテリー、1500Wインバーター、215Wのソーラーシステムが標準装備される。
インテリアの豪華さと充実した装備は、まさにフラグシップに値する。
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スーパーRECO タコス ⇨ 詳しい記事はこちら
独自のFRP製ハイルーフを架装したハイエーススーパーロングバンコン。全高はスーパーハイルーフ(救急車ベース)が2,610mmに対し、2,700mm。当然室内行も2,030mmと余裕がある高さを持つ。
レイアウトは、2列目にマルチモードシート、3列目は単座シートで対座ダイネットを形成する。2列目シートを前向きにすると5名が前向きに着座してドライブできる。3列目シートが単座なのは通路の確保が理由だが、これによりギャレー前にスペースも広くなっているので調理もしやすい。
後部は横置きハイマウントダブルベッドで、1,775x1,200mmの大きさ。エクステンションウインドウを架装しているが、身長方向が大人用ベッドの規定値(1,800mm)にわずかに達していない。
その代わり、高い天井高を利用して、上段ベッド(ルーフベッド)が用意されており、こちらは2,000x1,080mmの大きさで、大人2名が就寝できる。
更に、ダイネットを展開すると、ここでも大人2名が就寝できるので、全体では大人4名+2名が就寝できる。即ち、大人数のファミリー向けのレイアウトだ。
レザー調のシートやベッドボードは落ち着いた空間を作り出しており、インテリアも高級感がある。
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リチ キャンパーアシスト ⇨ 詳しい記事はこちら
シャングリラIIと同様、ハイエーススーパーロングのスーパーハイルーフをベース車にしたモデル。
このクルマの特徴は、ホンダ16i発電機をオプションで搭載できること。単に収納できるのではなく、吸排気を施した収納スペースを設け、車内からリモートでスタート/ストップすることもできる。燃料も車のガソリンタンクから引いているので、給油の手間は不要だ。
レイアウトは縦置き2段ベッドを採用。ダイネットは前部に固定対座シートを持つ。このダイネットは展開して子供用ベッドになる。
ギャレーには2口コンロ一体型のシンクがビルトインされていたり、後部にはカセットトイレが標準装備されたトイレルームが用意されているなど、装備の充実度では群を抜いている。温水シャワーの設置もオプションで可能だ。
電装系はリチウムイオンバッテリーがオプション設定されており、エアコンの実用性も考えられている。
大人2名と子供2名が就寝できるが、二人で長期のクルマ旅に最適な1台と言える。
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