NV200バネットベースのポップアップ&ハイルーフバンコン(1/5)


軽キャンパーでは狭すぎるが、ハイエースベースでは大きすぎるというユーザーのために存在するのがコンパクトバンコン(と、ここでは分類する)だ。コンパクトバンコンのベース車は主にトヨタライトエース/タウンエースか、日産NV200バネットに二分される。

なかでもNV200バネットはボンネットを持ち、よりミニバンに近いフォルムを持っている。キャブオーバーのハイエースやセミキャブオーバーのライトエース/タウンエースと異なり、商用車臭さが少ない点が受けているともいえる。
もう一つ、NV200バネットベースのコンパクトバンコンが最近注目されている理由は、2018年1月に4WDが追加されリニューアルが図られたこと。これをベースに各ビルダーからニューモデルが発表されている。

ミニバンに近いスタイルとは言え商用車の広大な荷室も併せ持っており、その意味では日常用途にも使いたいユーザーのベース車としては最適に近いといえる。

そこで今回はこのNV200バネットをベース車にし、更にポップアップルーフかハイルーフを架装した8モデルをピックアップした。なお、NV200バネットでノーマルルーフベースのモデルはあまりに多く存在するため、当サイトの検索機能で参照いただきたい。

 ポップアップルーフモデル
 ・ガルボ オートショップアズマ
 ・キャネル ナッツRV
 ・ツェルトNVポップアップ 東和モータース販売
 ・ファミリーワゴンSS-ER アネックス
 ・フォックスルソプラスアップ フジカーズジャパン
 ・ポップ・コン eE キャンピングカー広島
 ・ポップ・コン キャンパーR キャンピングカー広島
 ・リゾート・デュオ ユーロ NV200 ステージ21
 ・RIW200-ER アネックス

 ハードルーフモデル
 ・アンナ エートゥーゼット
 ・NVジャック タコス
 
ポップアップルーフモデルの方が圧倒的にモデル数が多いが、これはひとえにルーフを下げると、「普通のクルマ」に見えるからに他ならない。通勤や買い物など日常用途でも使うことが多いと想定されるので、これは十分理解できる。しかし、ハードルーフは断熱性や、何よりいちいちポップアップしなくてもよいというのが大きな魅力だ。スタイルや高さが問題なければ、ハードルーフの方が格段に使いやすい。

レイアウトで分類すると、2列目にマルチモードシートを持つモデルと、後部に縦置き(横座り)ロングシートを持つモデルの2種類がある。前者は主にファミリー向け、後者は主に二人使用向けだ。二人使用向けはポップ・コン eEとリゾート・デュオ ユーロのみで、ファミリー向けのレイアウトを持つモデルが圧倒的に多い。これはもちろんファミリーで使うという理由もあるが、日常使用で前向きに5名着座することが求められているのが理由だ。即ちこのクラスでは日常使用でも使うというのがキーワードになっている。

それでは、以下に各モデルを簡単に紹介する。なお、それぞれの更に詳しい記事があるので、リンクをクリックしていただきたい。

ガルボ オートショップアズマ  ⇨ 詳しい記事はこちら


オートショップアズマは軽キャブコンから、タウンエースベースのライトキャブコンまで小型のキャブコンを主にラインアップしているが、ガルボは同社初のNV200バネットバンベースのモデルで、数少ないバンコンモデルのひとつ。
2列目にマルチモードシートを配置し、前向きに5名が着座してドライブできる。また後ろ向きにすると、最後部の簡易シートと向かい合ってテーブルを囲める。ベッドはフロアベッドとルーフベッドで大人2名と子供2名が就寝できる。


後部右側の家具にコンパクトなギャレーを持つが、冷蔵庫や電子レンジの設置スペースは用意されていない。
子供を持つファミリーがファーストカーとして通勤や買い物に日常使用し、休日には家族で近距離の車中泊を伴うドライブといった使い方に適している。


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2019.11.2