ハイエース標準ボディ使用のライトキャブコン(3/6)


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 TOM200

TOM200とTOM200Lは全長が異なり、TOM200は5mを切る4982mm、TOM200Lは5mを上回る 5270mmとなっている。
レイアウトも異なっておりTOM200は対座ダイネットと後部に二段ベッドの構成に対し 、TOM200LはL字型ラウンジソファーと後部にハイマウントダブルベッドの構成となっている。またTOM200はユーティリティルームを持つが、TOM200Lは持たない。

 TOM200のダイネット

 TOM200Lのダイネット

インテリアのカラーリングも多少異なっており、TOM200は薄いベージュ系の明るい室内に対し、TOM200Lは、ダークなカラーを含んだシックなインテリアとなっている。

 TOM200Lのベッドルーム

外観はどちらもバンクが突き出ていないスマートなスタイルながら、バンクベッドもしっかり装備しているのが特徴。4名分の常設ベッドを持つのでファミリーで就寝する場合も快適だ。 ただし、TOM200Lのダイネットはラウンジソファで、前向きに着座できるシートは運転席と助手席の2席しかない。従って常設ベッドは4名分あるが、前向き着座は2名だけと、少しバランスの悪い構成になっている。長距離ドライブに使うのであればファミリーには向かないだろう。

TOM200のギャレーには丸型シンクが埋め込まれ、コンロは卓上型カセットガスコンロを置くスタイル。ギャレーコンソールには65Lの冷蔵庫もビルトインされている。
一方TOM200Lのギャレーはエントランスの前側に丸型シンクだけを埋め込んだ小さなもので、冷蔵庫はエントランスの後側にビルトインされている。 ただし冷蔵庫は上開き式で、車格から考えれば TOM200と同じ横開き式のものが望まれるところだ。

インテリアは平均的なものでどちらかと言うとシンプルな印象。 しかし価格はTOM200が534万円と、今回ノミネートした中では最も安価だ。

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2018.2.22