5-9. 一人で趣味の魚釣り


キャンピングカーはファミリーでキャンプするとか、夫婦二人で温泉巡りをするなどのイメージがありますが、一人で使ってるユーザーも多くおられます。明け方から魚釣りをする場合、前日にキャンピングカーで現地の近くまで行って、早朝から活動をするといったケースです。

 釣り用キャンパーに特化したクルーズカンパニーのツレルンダー

もちろん魚釣りだけではありません。
写真や山登りなどの趣味でも良いでしょう。
日の出間際の風景写真を撮るという場合も同様で、ご自分の趣味の前線基地として、キャンピングカーを使用できます。

5-8で「男の隠れ家、趣味の部屋」としての使い方を書きましたが、5-9.での使い方は、「一人で出かける」のがキーポイントです。
キャンピングカーのバリエーションは近年かなり多くなっていますが、「ひとり旅仕様」を謳うモデルも発売されています。

 NV200バネットを使用したリンエイプロダクトのコンパクトバカンチェスひとり旅

少し寂しい響きはありますが、一人ですから、軽キャンパーでも十分です。
また、釣りや写真撮影では細い山道を行く場合も多いでしょうから、軽キャンパーはむしろ気が楽です。

釣りのポイントの近くの道端に駐車する場合でも、撮影ポイントをあちこち探してクルマで移動する場合でも、軽キャンパーは柔軟性に優れています。
もちろん、キャンピングカーですから荷物も積めますし、昼食も取れ、あるいは疲れたら寝転ぶこともできます。

ギャレーがあれば釣った魚をさばいたり、汚れた手を洗ったり、道具の手入れをしたりもできます。
夜は大きめのテレビ画面で、撮った写真を確認する事もできるでしょう。
このように、趣味とキャンピングカーは相性が良いのです。

お勧めのボディタイプとポイント
・軽キャブコン
・コンパクトバンコン

お勧めのレイアウト
・一人仕様のレイアウト

お勧めの装備
・ギャレー
・冷蔵庫
・FFヒーター



前の記事  ⇧目次  次の記事