2-7. どこで寝るの?


キャンピングカーではホテルや旅館など宿泊施設に泊まる必要が無い、ということは分かるのですが、ではどこで寝泊まりするのか、という疑問です。
もちろん住宅街や道端に停めて寝ることはできません。コンビニやスーパーの駐車場というのも、本来の使い方ではありません。公園などの駐車場では、就寝中に職務質問されるかもしれません。

最も普通に考えつくのがキャンプ場でしょう。ここなら安全ですし、キャンプが目的なら、これに勝るものはありません。

しかしキャンプが目的でない場合、例えば、温泉巡りで各地を訪ね歩く場合、キャンプ場はあまり便利ではありません。オートキャンプ場は、往々にして不便なところにありますし、何よりコストがかかります。キャンプが目的でないなら、時間とお金の無駄でしょう。


道の駅

「道の駅」をご存じない方は、今や少数派でしょう。道の駅とは、自治体が運営する施設で、地元の農作物などを販売することにより、地域を活性化することを目的にしています。
道の駅を名乗るには、一定の条件を満たす必要があり、その一つが十分な大きさの駐車場があることと、あるいは24時間使用できる清潔なトイレがあることです。

即ち、道の駅に停泊していれば、コストもかからないし、いつでもトイレが使えるわけです。そのためあって、多くのキャンピングカーや車中泊のクルマが停泊しています。

ただ、道の駅は宿泊のためにあるのではなく、休憩のためにあるのですから「宿泊」してはいけません。あくまでも「休憩」であり、必要に応じて「仮眠」でないといけません。

世界に誇れる日本のクルマ旅インフラ

というような、ガイドラインはあるものの、実際は多くのキャンピングカーや車中泊車が夜を過ごしています。夜はお店も開いてないので、特に一般車に迷惑がかかるわけではないということで、現在のところは黙認されているようです。

しかし、中にはキャンプ場と勘違いして車外にテーブルを出したりするユーザーがいるので、問題視する道の駅も出始めているという現実もあります。また、夜間に出るごみの処理費がかさんで、車中泊を禁止している道の駅も出始めています。

日本はキャンピングカーやキャンプ場では欧米に大きく後れを取っていますが、クルマ旅と言う面では、実は他国に無いインフラを持っているのです。
それは、いたるところにある温泉であり、トイレが24時間使え、買い物ができるコンビニであり、そして無料で安全な道の駅なのです。日本だけに存在する道の駅というすばらしいインフラを守っていきたいものです

RVパークという手もある

これを解決するため、最近では「RVパーク」という、道の駅などに併設される有料の駐車スペースも整備され始めました。RVパークでは100V電源も使えます。まだまだ数が多くありませんが、今後増えていくでしょう。

 


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