バーデン(バスコン) トイファクトリー


トイファクトリーはジャパンキャンピングカーショー2017で「バーデン」を出展した。
ただし、バーデンと言っても従来のハイエースベースのバンコンではなく、新型コースタービッグバンを使用したバスコンのバーデン。

ちょっとややこしいが、バスコンモデルも「バーデン」というネーミングになるそうだ。
理由は、バンコンのバーデンのコンセプトをバスコンに展開するからとのこと。

バンコンのバーデンといえば、ハイエーススーパーロングを使用し、対座ダイネットと後部ハイマウントダブルベッドで構成したレイアウトを持つ。
2列目にマルチモードシートを採用し全員が前向き着座してドライブできるが、そのためスペース的にサニタリールームは設置されていない。

バスコンでこのコンセプトを展開するとなると、全員が前向きに着座でき、バスコンのため広くなったスペースでサニタリールームも設置するということだろうか。
確かに同社のもう一つのバスコン、セブンシーズは対座ダイネットだが、2列目シートは固定で、前向き着座はできない。


内装はまだ手がつけられておらず、中はがらんどうの状態だが、これからレイアウトを含め完成させていく予定。

今回はエクステリアだけのお披露目だったが、エクステリアは美しく、完成度の高いものだ。
なお、セブンシーズはそのまま継続し、バーデンはもう一つのバスコンモデルとして存在するようだ。

セブンシーズのインテリアは欧州車に十分対抗できる洗練されたものだが、バスコンバーデンも美しく高品質なインテリアが期待できるだろう。
ただ、輸入モーターホームは国産キャブコンと対抗できる価格帯のものも販売されている。
その意味ではセブンシーズはかなり高価な価格帯だが、バスコンバーデンは価格でも期待したいところである。

2017.3.1